ひきこもりの陰に(2)
男性不信・人間不信を抱えてながらも10年半同棲していた彼と40歳を期に入籍しました。
当時、軽い鬱病という事で治療していたのですが彼は治療に理解がなく「薬漬けにされる」と言って病院を精神科どころか内科も行かせてくれません。
家計費は全て彼が握っており私は1円も持たされずにアパートの部屋に置きっぱなしでした。
買い物は週に一度一緒していたので食べものはあるのですが、友達とも会う事が出来ませんでした。
そんな生活をしているうちに生活が大変なり、私が働きに出ると、私にも自由な時間とお金が出来た事にイラだちを感じてか喧嘩が増えました。
最初は灰皿やカップを壁に向かって投げる事から始まり、私に向かって投げるようになり、最後は三角絞めでクビを絞める事が数度。
そこで限界が来て別れる事にしたのですが、男性への不信感というより恐怖…
後ろに立たれただけで身を縮めて逃げる。近くで声がしただけで飛び跳ねる。
社会復帰はかなり精神力が必要です。
これは私の人生の極一部の出来事だけですが、ひきこもりの人は敏感で傷つきやすい心を持っています。