ひきこもりの陰に(1)
私の個人的な意見として、ひきこもりの陰に性的な虐待が少なからず関わっているのではないかと思っています。
幼少期の性的虐待・レイプ・DVなどです。
ここからは私の体験談ですが…
私は父を早くに亡くし大人の男性との接触がありませんでした。
母は私たち子供の事を思い自宅を改装して食堂を始めたのですが、ある日母は買い出しでお店を開けたまま出掛け私は留守番をしていました。
私は同級生と比べても背も高く年齢より大人びていたようです。
そんなある日、一人の男性がお店に入って来たので母を呼びに行こうと男性とすれ違う時に、いきなり胸を触られたのです。
相手が何をしているのか分かりませんでした。
ただ怖かった…
それを帰って来た母に訴えたのですが母は「そう」と答えただけでした。
母は女手一つで育ててくれたので文句は言いたく無いのですが…女性としてなんかフォローしくれていたら…と思ったりする訳です。
それがあってか、父を早く亡くしたからか、大人の男性への苦手感は常に付きまといました。
他人事
先日知り合いのバー久しぶりに顔を出した。
いろいろなことも話したがひきこもりにつての話しに及ぶと少々意見が食い違った。
彼いわく、こうして呑みに出たり当事者会にわざわざ出向く事は既にひきこもりではないというものでした。
ですが私思うんです。これから社会復帰する上での足掛かりだとしたら… それを誰も否定してはいけなと思うんです。
そこから少しづつ居場所を広げて社会復帰を目指して行けば良いのです。他人はいろいろ言っても私の人生に責任までは持てないのだから。
ひきこもりの形
一言にひきこもりと言っても様々です。
まず連想されるのは未成年の男性がひきこもっている姿でしょうか…
しかし、その少年または青年は後に社会復帰できたのでしょうか…
社会に男女が居るようにひきこもりにも男女それぞれいます。
若年層ももちろんいますし、社会復帰できなかったり、途中からひきこもりになった中年層・初老層も居ます。
女性は一昔前まで家事手伝いという世間の目をくもらす言葉がありました。
私も堂々と履歴書に書いてましたけど 笑笑
その中にはひきこもり多数居たのではないかと思われます。
一週間以上、家人以外と口きかない、買い物以外の外出はしない。
専業主婦でも気づかずになっている人もいます。
若い人ばかりがひきこもりで注目されていますが、男女それぞれ年齢もそれぞれ…
そしてきっかけもそれぞれ存在しています。
私のようにメンタル治療の為に自宅療養という形のために何となくひきこもりになりがちだという人もいます。
みんな、外界の刺激に敏感で傷つく事を恐れてひっそりと生きています。
ひきこもり…声無き声
前回も少し触れたのですが、ひきこもりだからと言って誰とも話したくない訳ではありません。
とても孤独で寂しい、誰かと話したい。誰かに抱き締めてもらい「大丈夫」と言って欲しい。
けど、少しの事で傷つくのが怖い。
今の時代はネットが普及して、ひきこもりの人もツイッターやフェイスブック、ブログなど自分発信の仕方もあるのてはないでしょうか…
私の場合にはまだネットが普及してなかったので書籍を読み漁り、自分を見つめて哲学をしていました 笑
足掻いても足掻いても光りは見えず。親は私の事を「気難しい」としか理解してくれませんでした。
北海道のこんな田舎町には当然、救済機関などもなくだからと言って自分からどのように誰に助け求め良いかもわかりません。
それはネットの普及した今の時代でも田舎町は不利なところでしょうね。
「私はここに居る」
「誰か助けて」
「何からして良いか教えて」
「傷つくのが怖い」
「普通になりたい」
少しなからず、ひきこもりの人は持っている感情です。決して硬い殻の中にこもって居るわけではありません。
周りに理解者がいたら…
適切な保護があればとおもうばかりです。
しかし、北海道にひきこもりネットワークが少ない事には驚きましたけど…
何からやれば良いのかな?
ひきこもり〜モンモンと
よく聞かれるのは、ひきこもって何をしているのかと…
(´・ω・`)ふむ…意外に普通に生活してます。必要以上に外出したり人と会わない生活ですね。
予約した病院にはいきます。買い物はほとんどがネットでコンビニは夜に行きます。
今の世の中それで充分生活することができます。
今日はTVを見ながら地元のひきこもり支援団体を検索していたのですが、若い男性ばかりでSNSに顔出し写真をアップしていたので一目見て自分が求めていた居場所ではない気がしてコンタクトはとりませんでした。
まあ…病院のない日は毎日こんな事をしながら頭の中モンモンと簡単に言うと自分の居場所を考える日々…
自分は生きていて良いだろうか。必要とされるところあるのだろうか、いつまでこの生活が続くのか、毎日毎日毎日ゴールのない迷宮に迷い込んだまま日々が過ぎて行きます。
私もそうですが。ひきこもりは心の病気を持っている人も多いと思います。
焦って引きずり出しても決して解決にはならない気がします。
(´・ω・`)ふむ
横浜に「ひき桜」の会というのがある。
主にひきこもり当事者の意見や体験談を集まりしているようです。
ここの特徴として男性ばかりではなく女性だけの会話の日を設けていることで、女性側からすると安心のできる場所に思えます。
ひき桜さんのツイートよりnews.careerconnection.jp/?p=49385 @キャリコネニュースさんから
そういう私も52歳、超ベテランのひきこもりと言えます。
いえいえ(^ω^* 三 *^ω^) ずっとひきこもっていた訳じゃないんですよ。
事の発端は中学校入学時の他愛のない出来事…休みがちになり…ほとんど行かなくなり…卒業は出席日数ギリギリで卒業できました。
高校で再デビューし、上手く卒業できました。
その後当事付き合っていた彼と別れてからは、またひきこもり生活…何度か社会復帰とひきこもりを繰り返します。
40歳を過ぎて結婚したのですが相手にDVがあったため2年で離婚。
その後は自分の生活を成り立たせる為に必死で働きました。そうしているうちに、不眠や不安感、実生活では空焚きやカギの掛け忘れを頻繁にするようになります。
病院に行った診断の結果は"鬱病“「今は仕事できませんよ」
と言うものでした。
何の事かわからない…反面内心ホッとする自分が居る。
今は不本意ではありますがひきこもりです。けど、ひきこもっている人はみんな話したがっています。表現したがっています。
ただ、繊細な心の為に傷つくのが怖いのです。
私も52歳と鬱病治療をしながらと言う事を考えると、自分に何が出来るのかわかりませんが…
出来る事であれば、ひきこもりの人の話し相手とか居場所作りのフォローをしたいと考えております。